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【Word】ページ番号を途中から開始させたい 目次以外から連番を振る方法とは?

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読み手側重視 Word

Wordの性質で文書にページ番号を振ると最初のページから「1」ページと振ってきますので、自分のいいところから開始番号を「1」とするには、1つしないといけない設定があります

こちらの記事では、自分の思うところから1ページに設定する方法についてご紹介しています

最後まで記事を読んでいただくと、ページ番号の設定は、どのようなしくみになっていて、何をしなくてはいけないのかがわかるようになり、応用力がつく内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください

ページ番号 途中から開始させたい 目次以外から連番を振る方法とは?

Wordで、規約やマニュアルや論文などの長文を作成することがあると思います
そのとき、ページ番号を設定したい場合は、Wordの機能の「ページ番号の挿入」で可能になります

ですが、初めのページは表紙だったり、次のページは目次だったり、実際にページ番号を振りたいのはここではない!と思ったことはないですか?

1ページと振りたいページに開始番号「1」とするには、1つしないといけない設定があります
それは「セクション区切り」です

ページ番号の開始番号はセクションを変えると変更できる

長文の資料などページ番号が振ってあると、読み手側はわかりやすいので「ページ番号の挿入」という設定をよくすると思いますが、ページ番号は、先頭の表紙から1ページと設定してきます

ところが、表紙にはページ番号を振りたくないとか、目次にはページ番号を振りたくないなど、本文から1ページにしたい場合がありますよね

そのような場合は、セクションを変えると自分の思ったところからページ番号を振ることができます

また、開始番号を決めることもできます

セクションとは何?

Wordは新規で「白紙の文書」を選択すると、白い紙が表示されますが、この紙はA4サイズの縦長で表示されます

どんどん入力していくと自動で2ページ目が表示されます
そして、その2ページ目もA4サイズの縦長で表示されます
3ページ目も、4ページ目もです

何ページになったとしてもA4サイズの縦長はずーっと続き、1つのかたまりとなり、ページ書式はそのかたまり全部に適用されます
※ページ書式とは、ページ番号や、用紙サイズ、余白を囲んだ囲み線などのことです

このかたまりのことを「セクション」と言います

普段表示されていない セクション番号を表示させる方法

下画像はWordの画面左下のステータスバーと言われる領域で、表示されているのがセクション番号です
今カーソルが立っている個所が何番目のセクションなのかを表すもので、「セクション:1」となっているので1セクション目であることを示しています

こちらのセクション番号が表示されていない場合は、表示させることができます

ステータスバーの文字のない個所で右クリックしてください

メニュー一覧が表示されます
一覧から「セクション」をクリックしてチェックを入れるとステータスバーに表示されるようになります

※ちなみに「行番号」にもチェックが入っているのがおわかりでしょうか
「行番号」にチェックが入っていることで、カーソルが立っている個所が何行目なのかがわかるようになっています

セクションの特徴を理解しよう

ここで、あなたがこのページだけは縦長ではなく、グラフとか、表などを大きく表示するなど見やすいように用紙の向きを横長にしたいとします

Wordは1セクション分、ずーっと縦長だったので、急にこのページだけ横向きにはできないのです

そこで、1セクションというかたまりを一旦断ち切って、新たに2セクション目を作ります
2セクション目として作り上げた新しいセクションでは、横向きや用紙サイズ変更など違う書式設定が可能になります

セクションを新しく作り上げない限り、次のページもその次のページもずーっと同じ書式を引きずっていきます

そしてまた、縦長にしたくなったとします
すると、2セクション目を断ち切って、3セクション目を作成しないと縦長にするなどの書式設定はできないということです

例えば、文書にページ番号を付けたいとします
ページ番号を挿入すると、かたまりの最初から終わりのページまで「1」から最終ページ「〇」までの連番が自動で表示されます

悩んでいる人
悩んでいる人

よく、最初のページは表紙で、2ページ目に目次を作成することがありますよね

そのような時はどうしたらいいのかな

ページ番号を振るのは本文からにしたい場合は、目次までを1セクションにして、本文からは2セクション目にしてからでないと本文にページ番号「1」にすることはできないということです

こちらの事例をご覧ください

4ページ目まで目次になっています
本文のページ番号は「5」になっています

1セクションでずーっと引きずってきているので、本文は「5」になっています
そこで、5ページ目は開始番号「1」にしたいのでセクション区切りをします

セクション区切りの挿入方法(新しいセクションを作る)

<新しくセクションを挿入して、ページの開始番号を設定する手順>

①開始番号「1」にしたいページの先頭にカーソルを立てます
(Wordに、ここからセクションを変えてページ番号を振りたいです)と場所を教えてあげるイメージです

上記の事例であれば、5ページの先頭にカーソルを立てることですね
①「レイアウト」タブをクリックします

②「区切り」の▼ボタンをクリックします

③メニュー一覧から「現在の位置から開始」をクリックします

すると、5ページ目からは「セクション:2」になります
セクション区切り成功です

※4ページの最終行にカーソルを立てた場合、「次のページから開始」を選択すると5ページ目から2セクションにすることもできます

ページ番号を設定する方法

セクションを新たにしたページからページ番号「1」にする手順

①ページ番号の数字の真上をダブルクリックします

ダブルクリックが成功すると、「ヘッダーフッターモード」になります

「ヘッダーフッターモード」になると本文への編集ができなくなります

ヘッダーフッター領域では、できなかった文字入力や書式設定ができるようになります
会社のロゴマークを挿入することもできます

ページ番号を挿入するには、「ヘッダー/フッター」モードになっていないとできないということです

次に、こちらの下画像をご覧ください

フッター領域は「セクション:2」となっており、右方向では「前と同じ」設定になっています

この「前と同じ」設定はとても重要です

どういう意味なのかというと、前セクションでの書式設定と同じものを適用するという意味になります

すなわち、ページ番号は連番なので「5」と表示しますよ という意味です

Reon
Reon

ですが、本文からはページ番号を「1」にしたいです
そこで、重要なのが「前と同じ」設定を解除するということです

②「前と同じ」設定を断ち切るために「ヘッダー/フッター」タブのナビゲーショングループにある「前と同じヘッダー/フッター」ボタンをクリックします

フッター領域右側にあった「前と同じ」は非表示になりました

これで新たに書式設定ができるようになります

③「5」を範囲選択し、右リックします



④メニュー一覧から「ページ番号の書式設定」をクリックします

「ページ番号の書式」ダイアログボックスが表示されます}

⑤「開始番号」にチェックを入れて「1」と入力し、OKボタンをクリックします
これで本文の5ページからは「1」から連番が振られます

⑥「ヘッダー/フッターモードを閉じる」ボタンをクリックしてモードを閉じます

難しいと言われるページ番号の設定ですが、セクションを理解することでどこを区切って新たに書式を設定したいのかがおもしろいように設定できるようになります

例えば、こちらの画像をご覧ください

1ページが1ページが3セクションで構成されています
1セクションでは普通に文字入力されています

2セクション目では、2段組みの設定にしています
よく長い文章の時に、読みやすくするためにこのように設定することがあります

そして、3セクション目ではまた横にずらっと入力している文書をです

このように、セクションはページ単位でなくても大丈夫です

Reon
Reon

”改行すると前の段落に設定されている書式を引きずってくる” 

この性質を理解できることが達人の近道なんです!

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まとめ

もう一度ご覧になりたい方はこちら

ページ番号 途中から開始させたい 目次以外から連番を振る方法とは?

ページ番号の開始番号はセクションを変えると変更できる

セクションとは何?

普段表示されていない セクション番号を表示させる方法

セクションの特徴を理解しよう

セクション区切りの挿入方法(新しいセクションを作る)

ページ番号を設定する方法

読み手側重視 Word
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Reon

パソコンのインストラクター歴18年
仕事に役立つパソコンのスキルを伝授し、受講者を資格取得・再就職に導いた後、自身も企業に就職し、Office製品の活用スキルを活かして成功してきた事例をブログにて発信中

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