私はよく、世界に一つしかないオリジナル図形を作成して、ワンポイントとしてアクセントを付けたいときなどに配置しています
吹き出しも既製品のものは何かしっくりいかなくて、パパっと手書き風の吹き出しを作っています
有料のアイテムを使うなんてもったいないです
操作に慣れてくるとどんどん面白くなってきますので、みなさんにも作ってみてください
この記事を最後までご覧いただくと図形作成のスキルアップが期待できます
図形の枠線と塗りつぶしの色の機能を理解しているとデザインの幅が広がる
Wordには既製の図形が豊富に用意されていますが、つい既製品をポンと挿入して何か味気ないような、お決まりのパターンになったことありませんか?
手っ取り早いのでそれもありだと思いますが、いまいちパッとしない文書に仕上がってしまったなんてことありますよね
これが、カッコいい図形だとどうですか?
「私もこういうの作れるようになりたい」って思いませんか?
図形はどんどんアレンジしてオリジナル図形を作成することができます!
何気なく使っている「図形の枠線」や「塗りつぶしの色」の機能を使いこなすと、世界にひとつしかない図形ができあがります
よく使われる図形
こちらはたくさんある図形の中でよく見かける代表的なものです
でも、この図形は何か味気ない気がしませんか?
そこで、よく見る図形だけど、少し手を加えるだけでオリジナルのカッコいい図形に仕上げる方法についてご紹介します
デザイン性の高い文書は、目を引きますし読みやすい資料になります
「これ、どうやって作ったの?」って聞かれるようになるかもしれません
あなたもトライしてみませんか?
たくさん練習するとスムーズに作れるようになりますし、バリエーションも広がりますよ
2つとないオリジナル図形とは?
既製品を編集すると手っ取り早くオリジナル図形ができます
もちろん図形の中にあるフリーハンドで線をつないで作成しても良いです
そして、苦労して作り上げた図形は、クイックパーツに保存しておくと使いたい時にいちから作らなくてもパパっと挿入して使うことができるのでおすすめです!
クイックパーツに図形を保存する方法についてはこちらの記事でご紹介していますのでよかったらご覧ください
↓
文字を枠線で囲む・自由に配置できる〇付番号 いちいち作成するのが面倒くさい
こちらが既製品に手を加えたオリジナル図形です↓
下画像をご覧ください
角丸四角形の既製品は左側ですが、右のように加工することができます
好みかもしれませんが、私は右側の方がカッコいいと思います
このように編集するには「黄色いサイズ変更のハンドル」をドラッグして形を変えていきます
図形を選択すると、左上に黄色い〇印が表示されます
こちらをドラッグ操作すると変形させることができます
右画像の角丸四角形は「黄色いサイズ変更のハンドル」を右方向に少しずらして形を変えたものです
表示されている図形は「黄色いサイズ変更のハンドル」をドラッグすることで加工ができます
図形によっては、「黄色いサイズ変更のハンドル」が表示されないものもあります
そのような場合は、↓こちらのように操作してみてください
オリジナル図形の作成手順
①の画像です
四角形を挿入して、右クリックし、メニュー一覧から「頂点の編集」をクリックし「黒いハンドル」が表示されている状態です
この「黒いハンドル」が頂点です
②の画像です
ここで、右下角にある「黒いハンドル」を右斜め下に向かって引っ張っていきます
③の画像です
手を離すと、右下角は引っ張っていった方向に延びています
そして□のハンドルが表示されました
④の画像です
右にある□のハンドルを赤矢印方向に引っ張っていきます
すると線がついてくるように引っ張られ曲線を描くことができます
⑤の画像です
いいところでダブルクリックすると図形が確定されます
□のハンドルは、引っ張って曲線を描くだけではなく、角度を変えると緩いカーブを描いたり鋭いカーブにしたりと曲度を変更することができます
□(四角い)ハンドルは、少しずつ調整しないと、ぐぐぐっと引っ張ってしまうととんでもない形になってしまいます
少しずつ、少しずつです!
世界に2つとないオリジナル吹き出し
こちらの吹き出しは完全オリジナルです
既製品から加工しました
まずは、既製品の吹き出しを挿入します
塗りつぶしの色:なし、枠線の種類:点線、太さ:2.25pt、枠線の色:茶色 にします
枠線の種類、太さ、色はお好みのものを設定してくださいね!
①吹き出しを選択して、ハンドル(白い〇)が付いていることを確認してから右クリックします
②ショートカットメニューが表示されますので一覧から「頂点の編集」をクリックします
③吹き出しの枠線上に「黒いハンドル」が表示されます
こちらが頂点で、曲がるところやとんがっている個所に表示されています
吹き出しを変形させたい場合「黒いハンドル」を追加していきます
手を加えたい個所の枠線上をねらってクリックしていきます
追加することでより細かく動きをつけることが可能になります
頂点が少ないとカクカクとした線になってしまいます
また、不要な「黒いハンドル」は削除することもできます
次に、手書き風にアレンジを加えることができます
④「黒いハンドル」の真上を再度クリックするとひげのような線と線の両端に□マークが表示されます
この□マークをドラッグして動かすとカーブを変えたり、とがらせたりいびつな形を作ることができます
ちょっとした操作でかなり形が変わってきますので少しずつずらしてみると良いです
おすすめです!
どのような吹き出しにしたいのかメモで書いてみてから、それに近づけていくイメージで操作する方が断然うまくいきます!
また、「失敗したー」と思ったら「元に戻す」機能をうまく使ってください
私は何度も元に戻しました💦
ショートカットは Ctrlキー+R です!
みなさんもチャレンジしてみてください 世界に1つだけの手書き風吹き出し
オリジナル吹き出しの作成ポイント
サンプルは出来上がった吹き出しをコピーして右下に少しずらすことで影を演出しました
塗りつぶしの色はパステルカラーを選び、枠線をなしに設定したことでさらにオリジナル感を出しました
今回は点線で作成してみましたが一本線でもいいですし、丸点線でもいいと思います
さらにアレンジしてみました(笑)
↓
塗りつぶしの色をパステルカラーにする
カラーパレットにないパステルカラーを作ることができます
「図形の塗りつぶし」▼ボタンをクリックし、一覧から「塗りつぶしの色」を選択します
「色の設定」というダイアログボックスが表示されます
「標準」タブで色を選択しても良いですが、「ユーザー設定」タブでは色を選択してさらに、濃くしたり薄くしたりすることで色を作ることができます
パステルカラーを取り入れると、あったかいイメージがして読みやすくなると思います
あくまでも ”Simple is Best!” なので多用しないように気を付けてくださいね
← こちらは で作りました。。。
オリジナルの図形を作成する方法はまだまだあります
こちらの記事では「図形の結合」▼にある5つの機能をつかいこなしてオリジナルの図形を作成する方法についてご紹介しています
良かったら読んでみてくださいね
多くの方が図形は難しいと思っておられます
下記事でご紹介している方法をマスターすると面白いように図形が作成できますのでお試しください
まとめ
もう一度ご覧になりたい方はこちら