スケジュール表などを作成する時、わかりやすいように土日のセルに色を塗るなんてことはよくやるのですが、祝日のセルにも色が塗りたくないでしょうか?
しかも、自分で祝日のセルを選択して色を塗るのではなく、Excelがカレンダー通りに、この月の祝日のセルはここ、次の月の祝日はここ、と自動的に色を塗ってくれたら便利だと思いませんか?
出来上がった月のスケジュール表は、シートをコピーし、月を変更するだけで使い回しができ、月間のスケジュール表を簡単に作成することができます
祝日のセルに色を塗るためには、ひと手間かかりますが、なぜこのようにしなければいけないのか、理由がわかり、慣れてくるとコツが掴めてきますし、操作自体も簡単に思えてきます
今回ご紹介する記事を最後までご覧になってください
祝日のセルに色を付けるとは?
スケジュール表を作成する時、土日や祝日のセルに色を付けることがあります
下記表はサンプルとして、2023年4月のスケジュール表を用意しています
29日は祝日なのでセルの色をオレンジにしています
こうすることによってわかりやすく管理することができます
祝日リストを作成
祝日のセルに色を付ける場合は、”この日は祝日です” とExcelにわかってもらう必要があります
その為には、準備が必要になります
コツを掴んでしまうとな~んだ と簡単にできるようになりますし、いろいろなところで活用できるので便利です
①祝日は年度により変わりますので 祝日情報はインターネットから取得します
インターネットの画面を開き、キーワード「祝日」と入力して検索し、内閣府の「国民の祝日について」を探してください
こちらが、2024年の祝日リストです
早速ワークシートにデータをコピーしましょう
②元日から勤労感謝の日までの名称と日付を範囲選択します
③Excelのワークシートに貼り付けます
取得した祝日のセル範囲に名前をつける
取得した祝日のセル範囲に名前を付けていきます
後で探しやすいようにワークシートにも名前を付けていきます
やり方は、⑥、⑦、⑧の手順です
下記表を参考にして列幅などを整えましょう
※ここでは、2023年の祝日リストで説明しています
⑥取得したデータの日付の部分を範囲選択します
⑦次に、名前ボックスをWクリックして、青く反転させたら祝日リストと入力しエンターキーを押します
⑧shieet名をWクリックして青く反転させたら祝日リストと入力しエンターキーを押します
これで名前ボックスにもワークシートにも名前を付けることができます
このように選択範囲に「祝日リスト」という名前を付けることにより、いちいち範囲選択
しなくても”祝日リスト”を指定するだけで数式をたてるいろいろな場面で活用できます
ワークシート「祝日リスト」は参照しているので絶対に削除しないでくださいね
また、「祝日リスト」はさまざまなシーンで活用できますのでコピーしてください
条件付き書式で 祝日に色を付ける
祝日リストと一致した日付と曜日の列に緑の色をつけていきます
①A3からB33番地まで範囲選択します
②「ホーム」タブを選択して右方向にある「条件付き書式」を選択します
③「新しいルール」を選択します
④数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択します
⑤「次の書式を満たす場合に値を書式設定」の下のボックスに数式を入力します
=countif(祝日リスト,A3)=1
数式は基本、半角英数モードで入力します
「祝日リスト」の部分は入力モード「あ」に変更して日本語が入力できるようにしてください
カンマからは半角英数モード「A」にしてくださいね
⑥書式ボタンをクリックします
⑦「セルの書式設定」ダイアログボックスの「塗りつぶし」タブより薄い黄色を選択します
このようになります
自動的に祝日のセルに色を付ける操作方法のご紹介でした
あなたもぜひ、マスターしていただき職場で一目置かれるパソコンの達人をめざしてくださいね
何度も繰り返し作成して慣れることです
人にも教えてあげることができるようになると もうあなたは達人です!
こちらは、スケジュール表の土日に色を付ける条件付き書式の設定し方をご紹介しています
ぜひこちらもご覧ください
↓
条件付き書式を使って土日祝日に色を付ける
まとめ
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