会議の発表やプレゼンなどで使われる組織図やリスト SmartArtを使って
PowerpointにはSmartArtという機能があります
SmartArtを活用すると、会議の発表やプレゼンなどでよく使われるリストや、循環図、階層構造図などを簡単に作成することができます
リストや、循環図、階層構造図などを図形でひとつひとつ作成していませんか?
ひとつずつ作成していくと、時間もかかってしまいますし、サイズなど統一感がなくなってしまって、見栄えとしてはいまいちになることがあります
また、図形の色設定は一つの図形をコピーすれば、同じものが作成できますが、いちいちコピーするのは面倒ですよね
今回のこちらの記事では、リストや循環図、階層構造図をサクッと作成するのにSmartArtが便利なポイントについてご紹介しています
SmartArtは、デザインも豊富で図形やパーツも簡単に追加ができますので時短間違いなしです
ぜひ、使ってみてください
SmartArtの種類
文書の中にSmartArtを挿入する方法
SmartArtの挿入は、AとBとの2つの方法があります
それでは組織図を作成してみます
上記の方法で「SmartArtグラフィックの選択」ダイアログボックスが表示させます
①左側の一覧から「階層構造」を選択して種類は左上の「組織図」を選択してOKボタンをクリックします
組織図が挿入されます
四角形の中に文字を入力していきます
①赤い①のところを見てください
小さな「テキストウィンドウ表示ボタン」がありますのでここをクリックします
このボタンは「テキストウィンドウ」の表示/非表示の切り替えボタンです
「テキストウィンドウ」では、四角形の中に入力する文字を入力することができます
②「ここに文字を入力してください」のところに一番上の階層「営業本部」
「Enterキー」を押して「企画部」…と入力していきます
図形を追加するには「Enterキー」を押すと追加されます
ここでは、「営業2課」の後は必要ないですので削除します
③「テキストウィンドウ」の「営業2課」の下の行にカーソルをたてて「Backspaceキー」押します
また、四角形をクリックして選択した状態で「Deleteキー」を押しても削除できます
入力した文字の修正はクリックしてカーソルをたてると編集できるようになります
「営業2課」まで入力していきました
また、「企画部」のように枝になっている個所があります
こちらが不要な場合はテキストウィンドウの「企画部」にカーソルをたてて「Backspaceキー」を押すか図形を選択して「Deleteキー」を押すと削除できます
SmartArtの図形の追加の種類
図形の追加には今選択されている図形にどのような形で追加したいのか、4種類の中から選ぶことができます
A.後に図形を追加
B.前に図形を追加
C.上に図形を追加
D.下に図形を追加
今から「企画部」を選択している状態で4つの追加をしてみます
ちなみに図形の間に枝のようになっているこの状態を「アシスタント」といいます
「図形の追加」をクリックして「アシスタントの追加」を選択してくださいね
SmartArtの図形を追加する方法
A.~D.の方法で図形を追加する方法をご紹介します
①「SmartArtのデザイン」タブをクリックします
②左端の「図形の追加」をクリックします
一番上の「後に図形を追加」から順番に設定してみました
そうすると、「企画部」を基点にしてこのような状態になります
SmartArtの色やデザインを変更する方法
挿入したSmartArtは「SmartArtのデザイン」タブで背景色や文字効果を設定することができます
今回は、薄いグレーのパウダーにしてみました
①「SmartArtのデザイン」タブをクリック 赤①の操作
②「色の変更」をクリック 赤②の操作
③「ベーシック」をクリック 赤③の操作
④「SmartArtのスタイル」グループの「その他」をクリック 赤④の操作
⑤「パウダー」をクリック 赤⑤の操作
今の内容をリセットしたい場合は、「SmartArtのデザイン」タブの「グラフィックのリセット」をクリックすると戻すことができます
1から図形を使って組織図を作成する手間が省けるのでとても便利な機能です
SmartArtは組織図以外でも、プロセスやリストと表現豊かなツールがたくさんありますのでぜひ触ってみてくださいね
また、SmartArtの機能は、Wordにもあります
Wordでリストや循環図、階層構造図を作成することもありますよね
操作方法は、Wordでも同じですので、ぜひ活用してみてください
この記事でわかること
会議の発表やプレゼンなどで使われる組織図やリスト SmartArtを使わない手はない
SmartArtはとても目を引くツールです
ここぞ!という箇所にバーン!と配置してこそ効果があります
多用したり、配置を間違えると逆効果になりますので注意してくださいね
まずは使ってみてください
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